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「24時間電話健康相談サービス」のパイオニア
ティーペック・砂原社長が語る【後編】
ファイナンシャル・プランナー 黒田 尚子
  いまや多くの民間保険の付帯サービスとして提供されているセカンドオピニオンサービス。ところが意外にも、付帯サービスでセカンドオピニオン(以下、SO)が受けられることを知らないお客さまも少なくないようです。
  前回に引き続き、ティーペック(株)の砂原健市社長に、セカンドオピニオンサービスや新サービスの取り組み、保険のセールスパーソンに対するメッセージなどについて伺いました。
―御社が行った全国で3,000名を無作為に抽出した「セカンドオピニオンに関する意識調査」(2015年4月)によると、SOの認知度は92%と非常に高い一方、病院によるセカンドオピニオン外来を知らない人が7割近く(68.2%)もいること。さらに、生命保険や損害保険の付帯サービスでSOが利用できることに対する認知度も約2割(19.8%)にとどまっていることがわかりました。これについてはいかがでしょうか?(以下、敬称略)
砂原 :  民間保険の付帯サービスについての認知度が低いのは驚きましたね。
またこの意識調査の別の質問では、SOを受けたいと考える人のうち、1/3以上が「実際には受けられない」と回答しています(図表1参照)。
その理由として、「どの医師から受けるべきか判断がつかないから」、「医師のつてがないから」が上位に挙がっていて、医師に関する情報の不足や一般の方々の医師選びの難しさを表していると、あらためて痛感しました(図表2参照)
図表1

図表2

出所:「セカンドオピニオンに関する意識調査」ティーペック株式会社
―なるほど。SO自体の認知度が高い割には、どのように受けるのか方法が分からないという人が多いようですね。その点からも、ドクターオブドクターズ「医師の中の医師」のネットワークに参加されている選び抜かれた名医・専門医の診断が受けられるティーペックのセカンドオピニオンサービスというのは非常に魅力的に感じられます
保険のセールスパーソンの方々にはそのメリットを十分に理解し、お客さまに対する積極的な情報提供に努めていただきたいものです。
ところで、御社のセカンドオピニオンサービスは、「総合相談医」と「優秀専門臨床医」の二段構えとなっていますが、どうしてこのようなしくみになっているのでしょうか?

<ティーペック株式会社 代表取締役社長  砂原すなはら 健市けんいち 氏 プロフィール>
1950年6月生まれ。
1989年6月 ティーペック株式会社設立、取締役就任。同社常務取締役、専務取締役、代表取締役副社長を経て、2004年6月より現職。
ティーペック株式会社HP http://www.t-pec.co.jp
 
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