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No.3668 スマホで100円から入れる『LINEほけん』がスタート!

 スマートフォンの普及を背景に、さまざまなジャンルで手軽に利用できるサービスが増えています。保険分野も例外ではなく、多くの利用者を抱えるLINEが、2018年10月より保険サービスを開始しました。

 

● ラインアプリで簡単申込が可能

 

 新しく始まったのは「LINEほけん」というサービス。LINEの金融子会社であるLINE Financialと、損害保険ジャパン日本興亜の提携によるもので、LINEのアプリを使って損害保険に入れるサービスとなっています。
 その特徴は、手軽さと生活に密着したシーンを想定した保険商品ラインナップでしょう。商品の種類は59種類で、旅行やスポーツ、イベント、賃貸などの他、天候、ボランティア、登山など、それぞれのシーンで想定されるリスクに応じた補償が用意されています。
 スマートフォンに専用のアプリをインストールしなくても、LINEアプリがあれば必要なときに、いつでも保険の申し込みが可能。LINEほけんにユーザー登録をしておけば、最短で約60秒で申し込みが完了するとされています。

 

● 補償の重複には注意が必要

 

 具体的に商品を見てみると、「自転車ライフ安心保険」「国内の旅安心保険」「ゴルフ保険1Dayプラン」など、比較的おなじみのものから、「みんなでワイワイ飲み会保険」など飲み会や、「台風のときの安心保険」など荒天時のリスク備えた保険もあります。ちょっと目を引く商品名ですが、補償内容は、死亡・後遺障害、入院、賠償責任、携行品、救援者費用などの補償を、アクティビティに関連して組み合わせているだけです。例えば、「みんなでワイワイ飲み会保険」であれば、死亡・後遺障害100万円、入院1,000円、賠償責任1億円の3つの補償がセットされています。
 つまり、すでに傷害保険に入っている人や、火災保険や自動車保険などの特約で、個人賠償責任保険に入っている人であれば、そちらでカバーできるケースもあることから、補償の重複には注意する必要があるでしょう。
 保険期間は、1日単位で入れるものと、1年単位で入るものがあり、保険料は100円から。保険料の支払いは、LINE Payで行います。
 総務省「平成29年版 情報通信白書」のデータによると、LINE、Facebook、TwitterなどなんらかのSNSを利用している人は全体で71.2%。その中でLINEは67%の人が利用し、年代別では20代、30代のLINE利用率は90%を超えています。
 そのLINEが自ら保険販売に乗り出したことは、保険の必要性に気がついていない層に対し、保険を身近なものに感じてもらう効果はありそう。必要なときに、必要な補償だけという割り切りは、まさにオンデマンド保険そのものです。SNSコミュニケーションの強みを活かし、今後どのような一手を打つのか目を離せません。

 

 

2018.11.26

 

 
takahasi_photo

高橋 浩史 (たかはし・ひろし)
FPライフレックス 代表(住まいと保険と資産管理 千葉支部)
日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP®
1級ファイナンシャル・プランニング技能士

東京都出身。デザイン会社、百貨店、広告代理店などでグラフィックデザイナーとして20年間活動。
その後、出版社で編集者として在職中にファイナンシャル・プランナー資格を取得。2011年独立系FP事務所FPライフレックス開業。
住宅や保険など一生涯で高額な買い物時に、お金で失敗しないための資金計画や保障選びのコンサルタントとして活動中。
その他、金融機関や出版社でのセミナー講師、書籍や雑誌での執筆業務も行う。

ホームページ http://www.fpliflex.com
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