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新聞やテレビでは決して教えてくれない!
中小企業の業績の実態〜パート1
マネーコンシェルジュ税理士法人 代表社員/税理士 今村 仁
  景気が持ち直してきているとはいえ、まだまだ全般的に中小企業の業績は安泰ではない、といえると思います。
  しかし、業績が改善してきている会社が増えてきていることも、一方で事実です。また、過去最高益を計上するような中小企業も、ちらほらですが出てきているのも間違いのない事実です。
  そんなときに、営業のアプローチにおける初回面談時等で、始めの話題選びを間違ってしまうと、場合によっては優良な見込客を失ってしまうことになりますので、くれぐれもご注意ください。
  今回及び次回で、「新聞やテレビでは決して教えてくれない!中小企業の業績の実態」と題してお伝えします。
“赤字企業が7割”ってホント?「会社標本調査」ではわからない実態
  マスコミなどで「黒字の企業はわずかで、7割の企業が赤字である」と言われることがありますが、これは本当でしょうか?
  この言葉の根拠は、毎年国税庁が発表している下記の「会社標本調査」なのですが、これには裏があります。

参照  : 平成24年度分「会社標本調査」 調査結果について 〜国税庁
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2013/kaisha_hyohon/index.htm
(2.調査の結果の(2)法人企業の状況 (表3)利益計上法人数と欠損法人数 などを参照)
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