|
知り合いのFPの方から、「家族経営の会社の社長さんで、会社の業績が良くて給与は100万円超という方なのですが、もうすぐ60歳になるので年金について関心があるそうです。どのようなアドバイスをしたらよいでしょうか?」という問い合わせを受けました。
今回はこの方へのアドバイスを考えてみたいと思います。
社長さんの給与をどうするかというのは大変に悩ましい問題で、以前(連載第135回「社長さん、その給与の設定は正しいですか?」参照)にも取り上げたことがありますが、その時は給与が高い場合ではないケースを考えてみました。給与が高い場合は年金のことは考えずに、まず税金のことを考えて支給額を決めてくださいという書き方をしましたが、今回は給与が100万円を超えているケースです(そんなに稼いでいるなら年金のことは考えなくても良いでしょうとは言えませんから)。
|
|