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先日、ご相談に来られた方のお話です。
もうすぐ、60歳になられる方が相談にいらっしゃいました。
聞けば心臓が悪く、3年前から病院に通っているとのこと。しかも身体障害者手帳は1級となっているそうです。
しかし、年金事務所へは障害年金の相談に2回行ったものの「あなたは全然日常生活に支障をきたしているように見えないので、障害年金の対象にはならない」とけんもほろろの対応で全くとりあってもらえなかったそうです。心臓が悪いのは、外形的判断では全く分からないと思うのですが……。
年金の受給の決定には全く関与できない年金事務所の窓口の人が、そういう具体的な(もらえるとかもらえないとかいう事)判断を自分勝手にやっていいかどうかという行政的・制度的な問題はともかく、年金事務所の窓口で支払不可というようなことを見た目だけで判断されて言われたのでは、「本当は自分の状態で貰えるのではないのか」と相談者が疑問を持ったとしても不思議ではありません。どの情報が正しくて、どの情報が間違いなのかは相談者にはわからないことが多いのですから。
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