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国民年金の最高の年金支給額は非常に簡単です。最高でも40年しか入れませんから、通常であれば年額77万2,800円(平成26年度価額)、これに20歳から60歳までマルマル40年付加保険料(9万6,000円)をつけて、合計86万8,800円(月額7万2,400円)です。これ以上はどうがんばっても年金額が増えることはありません。
では、厚生年金の年金額はどうでしょう。
年金に関心のある人なら誰しもそれがいくらになるか想像してみることがあるでしょう。現実には厚生年金は報酬が基礎となり、報酬はその当時の報酬額を現在価値に引き戻す再評価率というのを使っていたり、標準報酬の上限額(現在だと62万円)が今と昔とでは違っていたり、計算に使う乗率が生まれた年度で違っているなど、人によって状況がさまざまあり、厳密に計算しないときちんとした額は出てこないのですが、「大雑把にどの程度になるのか?」という概算なら出せます。
こういう頭の体操も、暑い夏にはよい機会ですからやってみましょう。
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