がんの三大治療法といえば、「外科手術」「化学(薬物)治療」「放射線治療」の3つが挙げられますが、これらはすべて西洋医学に分類されます。
「補完代替医療」とは、この西洋医学を補ったり(補完医療)、代わりに行ったり(代替医療)する医療のことをいいます。この2つの医療は、別々に異なるものもありますが、多くは分けることが困難な場合が多いので、両者をまとめて補完代替医療というわけです。
補完代替医療は、英語でComplementary and Alternative Medicineといい、頭文字をとってCAM(カム)と呼ばれることもあります。
がん治療においては、前述の三大治療法などと補完代替医療を組み合わせた学問(「結合腫瘍学」が生まれていて、国際統合腫瘍学会も設立されています。