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今年6月16日から18日にかけて、東京ビッグサイトにて、第24回日本乳癌学会学術総会(以下、「本学会」といいます)が開催されました。
今年のテーマは、「真の個別化医療を求めて」です。乳がんに関する学会は、検診、画像診断、外科治療、腫瘍内科と多岐にわたり、多数存在していますが、これらの医療者が一堂に会して、総合的な学会が行われるのが本学会です。そして高い専門性を有しながらも、患者も医療者向けのプログラム(一部除く)に参加できるようになっています。
とくに今回は、新しい試みとして、17日、18日にかけてサバイバーが中心となって行う患者プログラムが実施されました。私も、乳がんサバイバーかつFPとして、また実行委員として患者セッションに登壇しました。
そもそものはじまりは昨年10月中旬。私の主治医である、がん研有明病院の乳腺センター乳腺外科部長の岩瀬拓士先生から、一本のメールをいただいたこと。
「乳がんサバイバーにとって、役に立ち、喜んでもらえるような企画を検討しています。黒田さんも良かったら、企画会議に参加しませんか」
これが、本学会の実行委員を務めることになったきっかけです。
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