【事例】
山田太郎さん(80)は、障がいのある長男・肇さん(44)との二人暮らしです(太郎さんの奥さま、花子さんは昨年他界しています。享年78)。
太郎さんは、自分が面倒をみられなくなった後の一人息子の肇さんの生活を心配しています。また、肇さんは先天的な知的障害により、遺言書を書けるだけの理解力は持っておりません。太郎さんは、自分と肇さんが亡くなった後に残った資産があれば、それを肇さんがお世話になっている障害者施設を運営する社会福祉法人に寄付したいと希望しています。
≪信託設計≫
委託者 |
太郎さん |
受託者 |
大二郎さん |
受益者 |
@太郎さん A肇さん |
信託監督人 |
高橋司法書士 |
信託財産 |
自宅及び大半の金融資産 |
信託期間 |
太郎さん及び肇さんの死亡 |
残余財産の帰属先 |
社会福祉法人 |