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中小企業経営者の相続税対策
1級ファイナンシャル・プランニング技能士 三井秀俊
相続税は増税の方向で審議
  相続税については2015年1月から増税される方向で進んでいます。増税のポイントは、
    (1)基礎控除の縮小
    (2)最高税率の引き上げ
    (3)死亡保険金の非課税対象の縮小
の3つです。最も影響の大きいのは基礎控除(非課税枠)の縮小です。改正前(現行)の基礎控除の金額は、
    「5,000万円+(1,000万円×法定相続人数)」
です。これが改正された後では、
    「3,000万円+(600万円×法定相続人数)」
まで、大きく減らされます(2012年2月の閣議決定「社会保障・税一体改革大綱」どおりに法案が成立した場合)。
  また、平成22年の相続税の課税状況を見ると、被相続人の数は平成12年以降では最高水準(4万9,891人)になっています(下表参照)。
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