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初めてキーマンになっていただいた経営者(前編)
株式会社アイ・タッグ 代表取締役 小林 一光
こんにちは、小林一光です。4月から新たにこのコラムを担当することになりました。 ここでは、かつて私が法人マーケットを開拓してきた具体的な実例をシリーズでお届けしていきたいと思います。皆さまのお役に立てるよう、氣を入れて執筆していく所存ですので今後ともよろしくお願いいたします。
■ 「いつかは必ず…」と思い続け
  今回は、私の「キーマン」に最初になっていただいた経営者であるS社長とのストーリーです。
  S社長との出会いから、その後いかにしてロイヤルサポーターである「キーマン」になっていただいたかについてお届けいたします。
  このS社長とは、私が大学卒業して間もないころ、所属していたラグビーのクラブチームのパーティーで知り合いました。ラグビーという共通点があったので、比較的仲良くなるのは容易でしたが、お会いしたのはその時を含めて2回ほどなので、それほど親しい関係ではなく、むしろ顔見知り程度というところでした。ただ、S社長の持つ強烈なインパクトと、影響力も相当ありそうな方だという強い印象を当初から持っていました。
  それから何年かのちに保険業界に転職した私は、見込み客リストを作成するに当たり、まずは今までの名刺の整理から始めたところ、偶然S社長の名刺が目にとまりました。
  まだその時の私には、いきなり社長に連絡してアポイントを求める勇気は無かったのですが、「将来この方が自分の仕事に大きな影響力を与えてくれるのでは」という直感だけはあり、その名刺を自分の名刺入れに大切にしまい、常に持ち歩くことにしたのです。
  そして事あるごとに名刺を見ては「いつかは必ず…」との思いを馳せていました。
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