Home > 営業スキル > 事例から学ぶ「法人開拓」

初めてキーマンになっていただいた経営者(中編)
株式会社アイ・タッグ 代表取締役 小林 一光
こんにちは、小林一光です。5月になりましたが、皆さまGWはどうお過ごしになられたでしょうか? 私は原稿の執筆や講演の資料作りに明け暮れる毎日で、あっという間に過ぎ去ったという感じでした。
今月も先月に引き続き、私のロイヤルサポーターである「キーマン」に最初になっていただいた、経営者であるS社長とのストーリーの続編をお届けいたします。
■ 天国から地獄へ
  S社長との再会から、その後とんとん拍子で話が進み、今度はS社長が主催する経営者の勉強会で会全体に対して、保険の商品や活用方法などのプレゼンをすることになった私は、早速当時の営業所長と相談をし、何をそこで訴えるのか周到に準備をし、その説明会に臨みました。
  その会には会社の2代目や3代目を中心に、40名ほどの経営者やその予備軍が集まっており、上手くいけば相当な数の契約につながると気合を入れ、法人の保険を活用することがいかに経営の役に立つか?またその反面経営者の目的に合っていなければ、会社にとっては大きな損失になることなどを説明しました。
  一通り説明を終え席に戻ると、S社長から「非常にわかりやすくて良かった」とお褒めの言葉をいただき、また参加者の多くがS社長に対して「良かったです」とか「勉強になりました」と伝えている様子がうかがえたので、同席した営業所長と「これはいける!」と興奮しながらガッチリ握手をしました。その後は会に参加している方全員とも名刺交換をすることができ、益々期待は膨らみました。
  ところが…、会の数日後、各参加者一人一人に連絡してアポイントをお取りしようと試みたところ、ほとんどの方から「今は忙しい」とか「保険は母親が担当しているので、私ではどうなっているのかわからない」などと、全くアポイントにつながらないのです。
  あの時は皆反応がよかったのに、なぜアポイントにつながらないのか私は理解に苦しみました。
  その時お一人だけ、アポイントをいただくことができたFさんという方がいました。そしてFさんにお会いしてようやくその謎が解けたのです。
※ これ以降は会員専用ページです