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結婚式をきっかけに、法人見込客を開拓(前編)
株式会社アイ・タッグ 代表取締役 小林 一光
  こんにちは、小林一光です。去る11月1日、2日の両日、ロサンゼルスで私を含め総勢9名の講師による講演会が開催されました。うれしいことに、私たちの予想をはるかに上回る、2日間で述べ300人、立ち見が出るほどの大盛況ぶり。参加者は主に現地の日系人経営者や、日系企業に勤務する日本人の方で、私自身も無事に海外デビューを果たすことができ、また一歩ステージが進んだことを実感しています。今回は、本当に多くの方にお世話になりました。心から感謝するとともに、今後のLAと日本を「和魂洋才」で結ぶ、懸け橋になれたらと思います!
  今月は、「法人の見込客につながる意識を常に持つことがいかに大切か」の前編をお届けしたいと思います。
■ 見込客と同じテーブルにつくところから始まる
  私の草ラグビーの仲間であり、ご契約者でもある I さんから「4度目の結婚をすることになったので、結婚披露宴に出席してくれないか?」とのご依頼がありました。今までも I さんが結婚するたびに式に呼ばれていたので、さすがに今回は「また? 正直勘弁して」という思いで、最初はお断りをしました。
  すると I さんから「一光に出席者の名簿を見てもらって、その中で興味ある人たちと同じテーブルにするから何とか頼むよ。あなたの宴会芸が披露宴には欠かせないし、その同じテーブルの人たちを含め、そこで生保の見込客がたくさん見つかると思うよ」と懇願され、結局「見込客が見つかる」という言葉の魅力には勝てず、私は出席することになったのです。
  この頃の私には「乗ってけサーフィン」という宴会芸があり、そのおかげでいろいろな宴席からお声がかかり、芸を披露することでファンを増やし、最終的には保険のご契約に至ることもしばしばで、まさに「芸は身を助ける」の言葉どおり、見込客づくりの大きな武器となっていたのです。
  その後 I さんからいただいた名簿を拝見したところ、 I さんの高校時代の同級生の中に、税理士さんが2人と、経営者が1人いらしたので、すかさず私は「この3名の方と同じテーブルということでいかがでしょうか?」とお願いしたところ、運よく「その3人は高校時代の水泳部の仲間で、同じテーブルでと思っていたので、ちょうど良かった」ということになり、当日はその3人の方とご一緒することになったのです。
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