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仕事が不振なら日頃の人間関係を振り返ってみる
―「情けは人の為ならず」編 その3―
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  保険の優績者Sさんにインタビューをして「社内営業」と「社外の人との付き合い方」の大切さを取り上げてきた《「情けは人の為ならず」編》ですが、今回はその最終回。一番身近な存在である「家族(もしくはそれに近い存在の人)との関係」について、です。
  なぜ家族との関係なのか?
  家族との調和がとれていると仕事に良い影響をもたらしますが、その一方で、不調和になると悪影響をもたらします。
  特に、精神的な安定や家族の協力が、業績や収入に直結しやすい個人事業主の場合は、その傾向が強いと感じます。
  私も自営業なのでよくわかるのですが、家庭内で不愉快なことがあったときには、イライラして仕事の能率が大きく下がります。家族から気持ちの良い協力も得られなくなりますし、ミスも増えます。外へ出て人に会っても、他人の目からはいつもと違う空気を身にまとっている私に見えるかもしれません。さらに、仕事のストレスを家で解消できないという悪循環も続きます。
  職業によっては、こうしたストレスが命の危険を招いてしまうケースもあります。これは知人から聞いた話ですが、ある長距離トラックのドライバーは、家族に対してお願いをしていることがあるそうです。
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