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先日、知人の女性Yさんからこんな話を聞きました。
彼女は、行きつけの喫茶店で友人とおしゃべりするのを楽しみにしているのですが、つい最近、その店のオーナー(女性)から、「Yさんたちが来るとお店の中が幸せな空気になるから嬉しい」と言われたというのです。
たしかに、Yさんは私から見ても、いつも笑顔を絶やさず、愚痴も悪口も言わず、その場を明るくする人ですから、「訪ねてくれて嬉しい」というオーナーの言葉も、社交辞令だけではなさそうです。
さて、ここでYさんの話を紹介したのは、私が親しくしているトップ営業パーソンの皆さんにも、私は同じような印象を持っているからです。彼らは、明るく、優しく、幸せそうで(充実していそうで)、人を惹きつける魅力を持っています。
顧客の立場で言えば、私だって、忙しい中で営業パーソンが訪ねてくるならば、敗戦ムードの漂った人や気持ちに余裕がない人よりも、笑顔の「福の神」と話したいし、仕事の話を超えたコミュニケーションを楽しみたいとも思います。
ただし、トップ営業パーソンといえども人間ですから、いつも機嫌や体調が良いわけではないし、むしろ多くの人と会い、多くの案件を抱えている分、気持ちが上下に動く瞬間も多いはず。しかし、それを感じさせないのは、彼らは嫌なことがあってもすぐに気持ちを立て直せるスキルがあるからです。
では、そうするためにはどうすればいいのか? 過去に取材で集めた「気持ちを切り替える工夫」の中からいくつかをご紹介します。
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