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自らドアを半分閉めていないか?
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  この原稿を書く直前に、知人の城戸啓太郎氏と、しばらくぶりに電話で話をしました。
  城戸さんとは過去に共著『ビジネスはほめ上手だとうまくいく』(河出書房新社)を出している仲ですが、私よりはるかに年長者で、しかも、ビジネスにおける実績は、月とスッポンほどの差があります。
  普通ならそれほど気軽に話せる関係ではないのですが、なぜか毎回とても長い歓談になります。30分以上話すのは当たり前。1時間以上に及ぶことも珍しくありません。
  私は元記者なので目上の人と電話で話すことには慣れている、とはいえ、城戸さんのようなケースは珍しいです。
  その理由を考えてみると、話が弾む理由は、城戸さんの素晴らしいキャラクターにあります。これは営業パーソンにとって重要な要素だと思うので、今回はこれをテーマにしましょう。
  まず、城戸さんのすごいところを思いつくままに挙げてみます。ご自分にも当てはまる項目があるかチェックしながら読んでください。
   本当は偉いのに偉ぶらない。若輩者が相手でも対等に話す
   相手の話を否定しない。自分の価値観で話題を選り好みしない
   自分が知らなかった情報には真剣に興味を示し、よそでも話せるように教えを乞う
   相手の気持ちを汲み取っている(なぜその話をしたいのか? なぜその話題に興味があるのかなど)
   状況が悪いときでも会話に笑いが絶えない
  いかがでしょうか。ここには幅広い層のお客さんから好かれるポイントが並んでいます。
  かく言う私も、城戸さんとの会話で、改めて恐れ入ることがありました。
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