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成績の差は「アポ取りの差」
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  先日、インターネットのニュースを見ていたら、元阪急ブレーブス(現オリックス・バファローズ)の野球解説者、福本豊さんのユニークな発言が取り上げられていました
  福本さんといえば、その快足と抜群のセンスで、盗塁の世界記録(当時)の939個を樹立した名選手です。
  福本さんの発言の一つをご紹介すると、あるときアナウンサーから盗塁の秘訣を質問された際に、「まず、塁に出ることやね」と答えたのだとか……。
  頓珍漢な回答として面白おかしく伝えられるこの発言ですが、私は決してユニークなものではなく、ある意味で核心を突いたコメントだと思います。さすが、世界の盗塁王だと思うのです。
  《盗塁術を云々する前に、まずはたくさん塁に出ろ。話はそれからだ。塁に出なければ何も始まらない。チャレンジできる回数を増やせ》――福本さんが言いたかったのは、こういうことではないでしょうか。
  ところで、この「盗塁」という部分に、「プレゼンテ―ション」とか「クロージング」という言葉を当てはめてみると、営業職にとっても多くの気づきがあることがわかります。
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