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名画に学ぶ営業のヒントの第2回は、実話をもとに制作された『幸せのちから』(DVD販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)。
それはこんな話です(商品紹介文より一部抜粋)。
もう少し補足しますと、主人公のクリス・ガードナー(=ウィル・スミス)は、完全歩合制の医療機器の営業マンです。しかし、この機械がくせもので、病院を訪ね歩いても全然売れません。
貧しい暮らしからの脱却を渇望していた彼は、ある日、オフィス街で、裕福で幸せそうに見えたビジネスマンに「あなたの仕事は?その(成功の)秘訣は?」と声をかけたことから株の仲買人に興味を持ち、ある証券会社の「仲買人養成プログラム」の存在を知ります。
しかし、その養成プログラムは、半年間の研修期間中は無給であり、なおかつ、正社員に登用されるのは定員20名のうちの1名だけ――という厳しいものでした。その日暮らしの主人公にとっては、とうてい受け入れ難い条件ですが、それでも彼は、果敢にチャレンジする道を選びます。
そして、その結果は……といった話なのですが、これは営業マンが主人公の作品なので、読者の皆さんには、ここで余計な講釈は垂れずに、そのまま観ていただくのが一番のような気がします。
これを観終えたときに、多くのビジネスパーソンは、主人公の頑張りに感動するとともに、大いなるヤル気と勇気が湧いてくるはず。特に、「自分はこの仕事でやっていけるのか?」と不安を抱えながらも、家族のために一生懸命に頑張っている(きた)方などは、涙なしには観られないでしょう。
とはいえ、それでは連載として成立しないので、半ば強引ながらもできるだけネタバレをしないように、この作品から学べる点を整理してみました。
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