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名画に学ぶ営業のヒントの最終回は、イタリア映画の傑作『ライフ・イズ・ビューティフル』です。この作品は、カンヌ国際映画祭の審査員グランプリ、米国アカデミー賞の主演男優賞や外国語映画賞などを獲得しています。
それはこんな話です(ウィキペディアより一部抜粋)。
ネタバレしないように、具体的な内容にはこれ以上ふれませんが、観ているうちに、憤りや笑い、悲しみ、感動など、さまざまな感情が深いレベルで交錯する凄い映画です。
この主人公のように、どんなに辛く過酷な状況でもゲーム感覚を持っていられること(この場合は息子のためですが)、そして、日頃からユーモアを忘れないことは、営業パーソンにとっても参考になります。
なぜなら、保険営業にかぎらず、仕事で成功する人というのは、お金だけを目的にするのではなく、強い理念や使命感を持っています。と同時に、仕事にはもれなく付いてくる、辛いことや嫌なことを自分の中で楽しいことに変えられる「ゲーム感覚」を持っているからです。
例えば、「仕事はゲームだ」と捉えて、仕事で嫌なことや辛いことがあったら心の中に“ポイント”が貯まる、そして、ポイントがたくさん貯まるほど後の成功につながる――と考えてみてもいいでしょう。
あるいは、言葉づかいから変えて、仕事の計画を立てる際には、それを「一人作戦会議」と名付けるだけでも、考え方がポジティブになり、心が軽くなる感じがしますよね。
以下は映画の内容からは離れますが、私が実際に見聞きした“営業現場でのゲーム感覚”の例をいくつかご紹介します。
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