Home > 営業スキル > 営業の達人「いいね!」話

落合GMに学ぶ“オレ流”スランプ脱出術
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  10月9日、落合博満さんが中日ドラゴンズにGM(ゼネラルマネジャー)として復帰するというニュースが中日球団から発表されました。
  落合さんと言えば、選手として、また監督として、野球道を究めた人物。成功や勝利をつかむための彼の思考法は、ビジネスマンや営業パーソンにとっても極めて示唆に富んでいます。そこで今回は、落合さんの著書や過去に報道されたエピソードを参考に、営業パーソンがスランプを乗り越えるためのポイントを2つまとめてみました。
@ 技術的に悪い部分は自分では極端に感じるくらいに修正する
  落合さんは著書『勝負の方程式』(小学館)の中で、こんな例を出していました。
  例えば、打撃フォームが猫背になってしまっているときにそれを矯正しようと背筋を伸ばすと、自分では反っくり返ったような感覚になるため、それで十分に修正できたように感じるものですが、他人から見るとまだまだ本来の状態に直っていない――というのです。
  そこで落合さんは、技術的に悪い部分を修正するときには、極端なことをしてもまだやっと半分ぐらい直ったようなイメージでいた方がいいと指摘しています。
※ これ以降は会員専用ページです