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読みやすい文字で書くとお客様の理解度が上がる!?
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  読みやすい書体、読みやすいインクで書かれている書類は、わかりやすく感じる――。
  最近読んだ、『思い違いの法則 じぶんの脳にだまされない20の法則』(レイ・ハーバート著、渡会圭子訳、インターシフト発行)という本に、そんなことが書いてありました。
  例えば、読みにくい字で書かれていたり、インクがかすれて見にくい書類と比べると、読みやすい字で書かれている書類のほうが、内容が同じでもよりわかりやすく、簡単なものに感じるというのです。
  たしかに、そういうことはありますよね。
  私は、40代に入ってから急速に目が悪くなり(疲労性の近視と老眼のダブルパンチです)、そのため、小さな文字で書かれた本や書類を読むのがすっかり苦痛になってしまいました。
  目が疲れていなければ何とか読むことはできますが、この読みにくさのために、ちょっと難しい文章になると、途端に内容が頭に入ってこなくなるのです。
  そこで、とても重宝したのが、10.5インチのタブレットで読む電子書籍です。
  電子書籍(あるいはPDF化した書類)は、文字サイズや画面の明るさなどの設定を自分の好みに合わせて変えることができます。
  自分が一番読みやすいサイズの文字で読むことができるので、特に、専門的な内容を扱った文章では、ストレスなく頭の中に入ってくる感覚がありました。読みやすい書体やレイアウトで書かれている文章はわかりやすく、その内容を簡単なものに感じるのは、私の経験からも間違いありません。
  思い返してみると学生時代の参考書でも、内容の良し悪しに加えて、自分が読みやすいと思うデザインの本を買ったときのほうが、より成績が上がったような気もします。
  同書には、こんな興味深い事例も紹介されています。
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