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その一瞬で思いを伝えるために
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  セールスパーソンがアポを取れない(商談をセッティングできない)原因の1つには、声かけの問題があります。
  いくら自分が良い商品や情報を持っていたとしても、《現場での声かけや短時間での説明(広告でいうところのキャッチコピー)》が下手なために、忙しい相手に関心を持ってもらえないのです。
  立ち話にしろ、テレアポにしろ、その場でお客さんに聞く耳を持ってもらう、あるいは、「もっと詳しい話を聞きたい」と思ってもらうには、一瞬で相手の心を動かす言葉(求めていた情報)を投げかけていく技術が必要になります。
  しかし、生保セールスの新人さんの場合、「専門知識の習得」や「資料の準備」や「プレゼンのスキル」にばかり気をとられて、《テーブルに着く前の段階での工夫と訓練》をおろそかにしている人が多い――。
  私の友人でもある荒川真奈美さんは、著書『いつも“ちょっとした工夫”が結果を変える』(ぱる出版)の中で、まさにそのことを指摘しています。
  彼女は生保業界でキャリア25年以上のベテランですが、今もその「ちょっとした工夫」によって高い成果を挙げているそうです。
  今回は同書の中から、新人さんにも今日からできる例をご紹介します。
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