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仕事の手順を《自分自身へ》説明してみると…
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  長年仕事をされているセールスパーソンの方なら、経験から身に付けた「仕事の進め方のルール」とか「自分だけのマニュアル」を持っていらっしゃると思います。
  しかし、それを他人に明快に説明できる人は少ないかもしれません。仕事のコツは言葉にしにくい部分があることに加え、そもそも自分だけがわかっていれば済むことだからです。
  とはいえ、敢えて他人に説明しなくても、《自分自身に説明してみる》と、仕事のカイゼンのために気付くことはとても多い――というのが今回のテーマです。
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  私はこの1年ほど、「アルゴリズム」づくりに凝っています。
  アルゴリズムというのは、作業の手順などを明確にまとめたルールのことです。なじみのある言葉を使うと「マニュアル」と言ってもいいと思いますが、これがあると、誰がやってもミスなく、効率よく、均一な質と量の作業をこなせるようになるのです。
  私は、何かの仕組みを理解したいときや他人に説明したいときに、これを自分で作っています。
  例えば、本連載の原稿を書くときのアルゴリズムを試しに作ってみたら、こうなりました。掲載したのは、かなりアバウトで簡易なものですが、参考までにご覧ください(本連載執筆のアルゴリズム(例)は次ページに掲載しています)。
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