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面倒なことを頼まれたときについ出てしまう
「残念なリアクション」
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  前回のコラム「心から“そういう心境”になることの強み」では、自動車販売の鹿子島信夫さんから教わったことを書きました。
  その一部を要約すると、
  ・ お客様から面倒なことを頼まれたときには、相手の喜ぶ顔を思い浮かべて、心から望んで行動する。
  ・ 《面倒なことを頼まれたと思っているんだろうな……》とお客様に感じさせない唯一の方法は、本気で心から面倒だなとは思わないこと。
――ということでした。
  この話を書くにあたって、ご本人に確認してみたところ、実は、これには《セールスパーソンの受け答え》において、付け加えるべき大事なことがあるのだそうです。
  とても大事だけど簡単なことで、このテキストを読んだ次の瞬間からマネのできることだと思いますので、今回はこの話を続けたいと思います。
  鹿子島さんの場合は扱っているのが自動車ですから、夜間や早朝、休日に、故障や事故などでお客さんから「SOS」の連絡が来るときがあります。
  そうしたときには特にそうなのですが、セールスパーソンが「絶対にしてはいけない残念なリアクション」があります。それは……
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