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最も大切な「自己管理」をゲームのように楽しむコツ
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  先日、過去に録画しておいたバラエティ番組をまとめて観ていたら、お笑い芸人の「劇団ひとり」さんが、自己管理の方法について興味深い話をしていました。(『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!』テレビ朝日:2014年5月18日放送分)
  文字通り「ひとり」で活動している彼は、コンビやグループで活動しているタレントさん以上に厳しい自己管理が必要になるため、「P.M.S(プライベート・マイレージ・システム)」と名付けたユニークな方法を導入しているというのです。
  P.M.Sとは、日常の自分の行動に航空会社の「マイレージ」のようなポイント制度を導入すること。それによって自分磨きのモチベーションとしていく方法だそうです。
  例えば、《自分磨き(例えば運動やネタ作りなど)を10分間行ったら5マイル》、《他人に心から感謝したら10マイル》、そして、《3000マイル貯まったらご褒美に大好物のカツカレーが食べられる》といったルールを作っておき、その制度を運用していきます。
  と、ここまではよくある話だと思いますし、実際に似たようなことをされているセールスパーソンの方の話もうかがったことがあります。
  しかし、劇団ひとりさんの方法がユニークなのは、「P.M.S」の会員証まで自作し、会員規約まで書きこんでいることです。例えば、「獲得したマイルを他人に譲渡することはできません」「嘘をついてマイルを多く加算しても損をするのは貴方です」といった具合です。
  そこまでつくりこむことで、この遊びの本気度を高めているわけです。
  彼のこうした自己管理に関する工夫や考え方は、同じく自己管理がすべてと言っていい生保セールスパーソンにとっても参考になる部分が多いと思います。
  そこで、このやり方を仕事に取り入れる際のポイントを3つ挙げてみました。
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