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型を覚えれば、手紙なんてお茶の子さいさい
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  先日、たまたま一緒にいた知人(高齢の男性)から「手紙の書き方」について相談されました。
  「ある人に頼みごとがあって手紙を出したいのだけれど書き方がわからない。ずっと悩んで筆が止まっている」というのです。
  私だって手紙を書き慣れているわけではありませんが、物書きをしているということで、何かしらの知識があるのではないか? と期待されたのでしょう。
  そこで、書きかけの文面を見せてもらったのですが、たしかに、相談した方がいいシロモノでした(笑)。
  文章が下手だからではありません。そんなことは大したことではありません。問題は、自分のことを説明するのに一生懸命になりすぎて、相手への気遣いが後回しになっていることでした。読んでいて素直に胸に染み入ってこないというか、「自分の話を聞いてほしい!」という圧力が強くて、少々うんざりする文章になっていました。
  そのとき、私がアドバイスした解決策は、手紙の書き方の型(ルール)を知ることです。
  今から名文が書けるようになるのは大変ですが、型さえ覚えれば、もっと簡単に、最低限失礼のないコミュニケーションがとれるようになるからです。
  例えば……
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