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デキるセールスパーソンは喫茶店でも違う
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
「(喫茶店での仕事は)進みましたか?」
  原稿が遅れ気味の中、本連載の担当編集者さん(男性)からこんなメールをいただきました。
  これだけ書くと原稿の「督促」を受けているようですが、そうではありません(いや、本当は督促なのかもしれませんが……)。
  私が「今、喫茶店でネタを考えているのでしばしお待ちを……」とメールで連絡したところ、心配した彼が、「たとえば、喫茶店で見かけるセールスパーソンに関して(良い意味で)何か思うところはありませんか?」とアイデアのヒントを送ってくれたのです。
  こうしたネタの内容に限らず、自分の仕事で悩んだときや迷ったときにフランクに相談できる、もしくは、SOSを送ることができる、さらには「ダメ出し」をしてくれる存在――がいることは、とても心強いし、ありがたいと感じます(この編集者さんは、書評欄「読書で鍛える営業力」でも、私の空想上の会話の相手として登場しています)。
  読者の皆さんにも、こうした相談相手、あるいは、何を話すわけでもないけれど、顔を見たり声を聞いたりするだけで元気が出る「心のリハビリトレーナー」的な存在の人がいらっしゃると思います。
  もし、この原稿をお読みになって誰かの顔が思い浮かんだら、すぐにでも連絡を取ってみてはいかがでしょうか。
  今現在、立ち止まったり、落ち込んでいたりしていたとしても、“何か”が動き出すと思います――。
*                *
  ――ということで、私が一番言いたい話はこれで終わりなのですが、せっかくアイデアをもらっておいて、“何かが動き出した後”を書かないと申し訳がありませんので、今回は「喫茶店における凄いセールスパーソンの3つの行動パターン」を紹介します。すべてこれまでに私が実際に見かけたり、トップセールパーソンの方々から取材でお聞きした話です。
@ 5分あれば礼状(はがき)などを書けるように、
鞄の中には「すぐに書ける準備」が常に整っている
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