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梅雨のジメジメ感や低気圧のせいでしょうか、この数日、体調が悪く、集中力も、モチベーションも上がらないためにこの原稿のアイデアが何も浮かばず、うんうん唸る時間がただ過ぎていくばかりでした。
気分転換に外出したり、長風呂に入ったり、本を読んだり……ありとあらゆる手段をとりましたが、頭が真っ白で何も浮かびません。
1つの締切が守れないと作業がずれていくため他の仕事にも影響が出ます。何とかしたいのですが、できないものはできません。「次の仕事もあるのにどうしよう……」と、現状の不安がさらなる不安を呼んで、ますます追い込まれていきます。
職種は違いますが、セールスの世界でも、毎月の締切が迫っているのに目標と成果が大きくかけ離れていると、どんどん焦りと不安が大きくなって余裕がなくなり、うまくいくものもいかなくなる……あるいは、モチベーションが上がらないケースや、自信をなくしてしまうケースはよくあることでしょう。そんなとき、皆さんだったらどうしますか?
私は担当編集者に「アイデアが出てこない」と相談すると、「だったら、今の状況をセールスに置き換えてみて、トップセールスパーソンなら、こういう状況をどう切り抜けるのかを聞いてみましょうよ」とアドバイスが返ってきました。原稿のアイデア=見込み客という訳ですね。
そこで今回は、《十分なキャリアのある人が、締切前に見込み客がいなくて追い詰められていたらどうするか?》というテーマで、取材をしてみました。
以下は、友人の保険セールスパーソンで優績者のAさんとのやりとりです。
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