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「最近、猫背になってない?」
先日、ある知人からこんなことを言われて、いささかショックを受けました。
もしそうだとするならば、私には思い当たる節がいろいろあったからです。
思い当たる節というのは、仕事柄ほぼ1日中パソコンと睨めっこをしていることや、そこに最近の個人的な心配事が重なったことです。それにしても人間の精神状態というのは、立ち居振る舞いにハッキリ出るし、自分が他人からどう見られているかなんて自分ではわかりません。よくよく注意しなければいけないなあ……と、改めて感じた次第です。
セールスパーソンの猫背に関しては、物理的にも精神的にも、こんなマイナス面があるようです。
健康面では、血行が悪くなったり、肩こりが強くなるなど、身体の不調につながることが考えられますが、本欄は健康に関するコラムではありませんのでそこは割愛します。
ここで私が強調したいのは、自分の精神面に及ぼす影響と周囲へ与えるイメージの問題です。
まず自分の精神面への影響ですが、「病は気から」とか、「面白くなくても無理に笑っていると本当におかしくなってくる」の例えでもわかるように、自分の行動が良くも悪くも気持ちに及ぼす影響は侮ることができません。
ニワトリ(悩み)が先か、卵(猫背)が先かは、難しいところもありますが、いずれにしても、下を向きがちになる猫背でいることが、精神面においてマイナスに働くのは容易に想像できます。
次に、周囲に与えるイメージの問題です。
お客様の多くは、生保セールスパーソンに対しては、頼り甲斐があって、会うと安心できる「福の神」的な存在であることを求めています。
しかし、猫背でいると、場合によっては何となく自信無げで、敗戦ムードの漂った印象を与えかねません。仮に悩みなどがなかったとしても、そう見えてしまうことが問題なのです。
では、どうすればいいのか?
今回は心身両面からの解決策を考えてみます。
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