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主役は自分か? それとも相手か?
有限会社T.S総合企画 代表取締役 津田 秀晴
  先日、インターネットを見ていたら興味深い記事がありました。
  《必ず道路側を歩こうとする…… 「そこまでしてくれなくていいよ」と思う紳士的な行動》というタイトルの記事です。
参照  : ヒトメボ〜一目惚れを科学する〜
  そこで紹介されていたのは、「小さなバッグでも持とうとする」「デートを最優先しようとする」「座るときはハンカチを敷こうとする」「エスカレーターに乗る順番をこだわろうとする」「必ず車のドアを開けようとする」「必ず家まで迎えに来る」――といった、彼氏の親切な行動をありがた迷惑に感じている女性たちの声でした。
  たしかに、例に挙げられている行動の中には、私から見ても「ちょっとやりすぎ」と感じるものもあります。しかし、一般的に、こういった振る舞いや気遣いが自然にできる男はモテるでしょうし、全くできなければ「気の利かない男」と言われてしまいそうです。
  要するに「程度の問題」なのでしょう。
  もっとも、私がこれを面白く読んだのは、別の観点からでした。男性側の思いと女性側の気持ちにズレが生じているのは、前回の連載の最後に予告した「主役は相手(お客さま)であることを忘れない」に通じる話だと思ったのです。
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