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前回、前々回のテーマ、「お客さまが主役か? それとも自分が主役か?」の続きを書くつもりでしたが、おかげさまでこの連載「営業の達人『いいね!』話」が今回で100回を迎えるとのこと。これまで私の拙稿におつきあいいただき、誠にありがとうございます。
そこで今回は、連載開始の頃の初心に帰って、私が「この人って、すごくいいね!」と感じたセールスパーソンの行動についてまとめてみました。
ただし、ここで考えるのは、お客さま以外の人――具体的には、レストランや喫茶店の店員さんや、会社(テナントビル)に出入りする業者さんなどを相手にした場面での行動です。
というのも、私が「素敵だな」と思うセールスパーソンの方たちを見ていると、そうした場面でのコミュニケーションをおろそかにしていないことがわかるからです。
例えば、彼らと一緒にいると、初めて利用した店のスタッフさんにも、「どうもありがとう」と気さくに話しかけたり、「さすがですね」などとその仕事ぶりや店についてほめる場面によく遭遇します。《お互いが心地よい空間》を作ることを、ごく自然に行っているのです。
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