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自己コミュニティ確立のポイントと注意点
株式会社TSプランニング 代表取締役 相沢 由佳
読者の皆さんのなかにはすでにFacebookを利用されている方、あるいはまだ利用していないがFacebookに関心がある方は多いと思います。最強のSNS*1と言われているFacebookは、世界で9億人が利用しています。このFacebookを保険営業の側面支援として有効活用する方法を数回にわたって考えてみます。
■ ネット上も現実も、付き合い方は変わりません
  Facebookの最大のポイントは個人情報が入手できる点です。基本データのページでは本人の書き込みによる、出身地から、出身校、勤務先、好きな言葉・映画・スポーツ、誕生日、果ては宗教まで情報を入手することも可能です。また、顔写真を公開していれば、現実社会(リアル)で会ったことがない相手の顔を覚えることもでき、その人の交友関係や興味のある記事、食べた物など、個人ページがそのまま顧客・見込客の嗜好データとなります。
  ウォール*2の書き込みを見ているうちにその人と親しくなったような錯覚に陥り、いきなりビジネスの話を持っていって失敗するケースを見かけます。Facebookは「ビジネスを助けてくれる誰か」を探す場所ではありません。自分を中心としたコミュニティを作り上げていく「戦略の場」です。例えば、情報発信力や信用度は、実名を出さずにつぶやくTwitterより高いので、「いいね!」の1票も戦略上の効果を考えて押す必要があります。
  自分のコミュニティを作るというのは、具体的には「応援団を作る」ということです。Facebookというネット上の付き合いも、リアルでの付き合いも違いはありません。自分の都合がよい時だけすり寄ってきて、「誰か紹介してくれませんか?」などと言う人に、大事な友人を紹介しないように、普段から特に交流もなければ、世話にもなっていない人を応援したいとは誰も思いません。
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