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 Lesson 5
生命保険営業は“個人事業主”感覚で【前編】
株式会社ウイッシュアップ 代表取締役 牧野 克彦
どの業界でも、儲けるためには“投資”が必要
  生命保険の営業パーソンは、たとえ保険会社や保険代理店に勤めていたとしてもサラリーマンではなく、個人事業主だと私は考えています。そして個人事業主は、経営感覚を持って事業に当たらねばならないというのが持論です。今回はそのことについて少しお話します。
  この個人事業主であることの意味を理解して活動している人とそうでない人の差は歴然です。当たり前のことですが、長く成功する人は、個人事業主として活動している生命保険営業パーソンだけなんです。
  例えば、パソコン製造の事業をはじめようとすると、
  @土地を買う
  A工場を建てる
  B機械を買う
  C人を雇う
  D材料を買う
  Eパソコンを作る
  Fお客様を開拓する
  G売る
  H回収する(お金を儲ける)
  つまり、お金を儲けるまでに長い時間と多額の投資(設備・人等)が必要です。そして多くのライバルがいる中で最高のパソコンを適正価格で販売した事業者だけが生き残ってお金を儲けることができるのです。生き残るのは、多額の投資をし、誰よりも努力した事業者だけです。より良いパソコンを作るために全身全霊をかけて努力します。
  生保営業も同じです。投資は建物や機械ではなく「知識」です。会社が教えてくれる知識はその会社の全ての生保営業パーソンが持っています(中にはその知識さえ満足に身に付けていない営業パーソンもいるようですが)。ですから、それだけではあなたは「何の取り柄も無い生保営業」「他の生保営業と見分けがつかない生保営業」ということになります。そこから抜け出したいなら、まずは圧倒的な知識を身につけることです。
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