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 Lesson 6
生命保険営業は“個人事業主”感覚で【後編】
株式会社ウイッシュアップ 代表取締役 牧野 克彦
このままで終わりたくないと必死で行動するか、
それとも苦しいことから逃げ出すか
  生命保険の営業パーソンは個人事業主であり、個人事業主は経営者感覚を持って事業に当たらねばならない――つまりは、個人事業主は経営者であると私は思います。前回は「圧倒的な知識を身につける」ことについてお話しました。今回は「誰にも負けない努力」についてお話します。
  私の「モットー」は次の2つです。
  ・「誰でも出来ること」を「誰も出来ない」くらいやる
  ・「誰にも負けない努力」をする
  このことは以前から言い続けています。すると、
  「それは牧野さんだから」
  「牧野さんは成功したからそう言えるのよ」
  「そんなこと私も知っているけれどなかなか出来ないのよね」
  こんな言い訳を言う生保営業パーソンが後を絶ちません。私はこんな言葉を聞くたびにこう思います。
  「ああ良かった。こんな人たちがいる限り私が売れなくなることは有り得ない。なんて楽な、ぬるま湯の業界なんだ。どうぞそのまま一生言い訳を言いながら生きていてください。お願いします。生保業界に入って良かった」
  私自身も最初は何の実績もない新人でしたし、全く売れなくなった時期もありました(詳細は拙著[編集部注:文末の著者プロフィール参照]に書いてあります)。そんなことは誰にでも起こることです。
  その苦しい時の考え方と行動で未来が変わります。つまりこのままで終わりたくないと考え必死で行動する人と「苦しい、苦しい」と言いながらお客様に会うことから逃げ出す人の差が、長い目で見た時には成績の差となって現れます。
  苦しい時にこそあなたの真価が問われると思います。順調な時は誰もが楽しいですし、やりがいを感じます。だから大きな差が出ません。ところが苦しい時には考え方と行動に大きな差が出るので、成績の差は大きなものになってしまいます。
  でも売れている生保営業も売れていない生保営業もやるべきことは同じです。
  @お客様に電話してアポイントを取る
  Aそのお客様に面談に行って、保険の話をする
  これ以外の仕事は無いと思うのですが、いかがでしょうか? 違いは考え方と行動量です。行動量は考え方で変わります。だから全ては考え方で決まります。
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