Home > 営業スキル > そろそろ本気の保険販売!自分の殻を破る10の法則

 第3回
何を言うかより、誰が言うかの方が100倍大事なのだ
キーストーンフィナンシャル株式会社 代表取締役 大坪 勇二
  前回はこんな宿題を出しました。
  「あなたは何のお仕事をしているのですか?」を考えるということ。
  今日はそのヒントになる話です。
「個人にしかファンがつかない」時代になった!?
  さて、世の中が激変しているのに、ほとんどの人がそれに気が付かないという現象が起こることがありますよね。この情報ギャップを使って、優良顧客をライバルに先駆けてがっちり囲い込んでしまう方法をお教えします。
  大会社が大金を投入して作ったキレイなサイトは、なかなかファンがつかずどこも苦労しています。
  例えばの話、あなたは大企業の公式メルマガに登録していますか?
  私はたびたび、例えば航空会社のサイトを使いますが、そこの公式メルマガに登録したことって一度もありません。登録しようと思ったこともない。
  その一方で個人のメルマガに登録したことは数多くあります。
  いまも毎日10本以上読んでいます。
  この違いは何か。
  その心理を分析してみると、大企業が不特定多数を相手に発信している情報に、気付きとか発見とかは多分なくて、その結果何があるかと言うと、売り込みだろうな、と直感的に感じているということがわかります。
  100歩譲って例えばディスカウントなどのお役立ち情報もあるかもしれないけど、まんまと相手の術策にはまるのは嫌だという心理。
  つまり、気持ちのつながりのない相手から売り込まれるのが嫌なのです。
  気持ちのつながりがない相手、というところがポイント。
  多くの人が勘違いしていますが、今の世の中、目新しいものなんて何ひとつありません。
  あなたのライバルの持っている商品もほとんど大差ないのです。
  高度成長時代ならば、モノを作りさえすれば売れたでしょうが、今はモノなんて有り余っている。
  大会社が大金をかけて作ったサイトにはなかなかファンがつかないことに象徴されるように、現代は個人の時代。
  個人にしかファンがつかないのです。
  あなたがどんな人なのかが全てなのです。
  (だって商品の差は実質的に消滅してしまっているのですから!)
  だから、あなたにしか発信できないメッセージを絶対に流すべきなのです。
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