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第1回
セミナー営業の効用
イーエフピー株式会社 代表取締役/関東学園大学 講師 花田 敬
  かつては伝説の生保営業パーソン、現在は生保営業のカリスマ講師として有名な花田敬さんに、1年間(12回)にわたって花田さんが現役時代に得意としたセミナー営業手法について解説いただきます。第1回は、セミナーを開催することが生保営業にどのようなメリットをもたらすかということと、セミナー開催からセールスへの展開までの流れを紹介します。
初めは少人数を集めて開催
  私は、今までセミナー営業をやってきて、この方法がとても有効だと確信しています。
  今、「セミナー講師になりたいが、できないだろう」と思っている営業マンをトレーニングしています。その彼らがセミナー講師として各地で、デビューしています。初めは緊張して始まりますが、そのうち楽しくなり、終了した時には充実感でいっぱいになり、特別な気持ちになっています。また、セミナー講師ができるようになると、活動範囲がどんどん広がっていきます。私もそれを経験していますが、さらに予想外の良い展開が待っていることもあります。
  セミナーの開催はそれほど難しくありません。まず、自分のデータベースに対して案内をして集客します。よって、データベースをちゃんと作っておく必要があります。また、人が集まっているところに行くのです。「集客とは人が集まっているところに行く」というのが私の口癖です。
  さて、初めてのセミナーは2名から10名ほどの小さいセミナーを友人たちに協力してもらい開催します。講師の話が良くて信用してもらえると個別相談になります。そして、その後の話の展開で商談となります。集客の人数を徐々に増やしていくと良いのですが、終了後の個別相談件数を考えると、多すぎると良くありません。セミナー営業の流れは、セミナーで基礎勉強してから個別対応です。
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