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第2回
セミナー営業は、どこでもどんな形でもできる
イーエフピー株式会社 代表取締役/関東学園大学 講師 花田 敬
  今回は、私がこれまでに行ってきたさまざまなパターンのセミナーについてお伝えしましょう。詳細については、このシリーズの後半でお伝えしますので、ここでは、ダイジェスト版を紹介します。
セミナーは場所を選ばない
  セミナーを開催すると聞くと、数十人、数百人規模を想像する方が多いです。しかし、そんなに集めて開催することは多くありません。また、実際に営業マンが行うセミナー営業では、少人数で開催することの方が多いのです。
  私の場合は、初めのうちは契約者の自宅をお借りして開催していました。契約者に近所の知り合いを2、3人集めてもらい、そこで保険セミナーを行いましたので、難しくはありませんでした。
  4月には、新社会人2、3名を仕事帰りにファミレスに集め、そこでミニセミナーをしたこともあります。テーブル以外にスペースもなかったので、紙芝居を使って保険セミナーを行ったのですが、とても評判が良かったです。さらに、独身寮にお住まいの契約者にご協力いただき、寮の入居者を集めて、セミナーを行ったこともあります。また、税理士事務所の職員向け、建築会社や広告代理店で社員向けセミナーを行ったこともありました。どこでもどんな形でも多くの方にアプローチできるのが、セミナー営業のいいところなのです。
セミナーはどのような形にも応用がきく
  税理士事務所と保険営業マンが組んでセミナーを成功させた例をお話しましょう。その税理士事務所では定期的に社内勉強会を開いており、そこに私もセミナー講師として呼んでいただいたことがきっかけでした。「保険」や「営業手法」についてお話するうちに、事務所の職員さんが参加していましたので、私と接触する機会が増えるにつれ、彼らは徐々に私から生命保険を契約するようになっていったのです。ついには所長さんから呼び出されました。「なぜ、皆が保険に加入するのか」と質問されたので、いつも話している保険セミナーの内容をお話したところ、「これはいい」と評価いただき、私を講師の1人として、第1回目のオープンセミナーを開催することになったのです。
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