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第4回
マネーセミナーの内容を考える
イーエフピー株式会社 代表取締役/関東学園大学 講師 花田 敬
  マネーセミナー開催は有効だということは理解できたと思います。では、セミナーの中でどのような話をすればいいのでしょうか。それは保険営業マンが持っている“強み”(情報)をネタにすることです。
商品やサービスそのものではなく、それらに関する周辺情報
  セミナーの講師経験を持っている保険営業マンならわかると思いますが、初めてセミナー講師をする保険営業マンにとっては、マネーセミナーの内容についてとても不安を感じており、なかなか「初めの一歩」が出ないのが現状なのです。
  私もよく質問を受けます。「どのような内容がいいのでしょうか」「私には話す内容がないのですが」「私の話など誰も聞いてくれないのではないでしょうか」など、数えればきりがありません。
  保険営業マンが話すマネーセミナーの内容に「保険商品やサービスそのもの」を入れてはいけません。そのようなマネーセミナーでは「保険セールス」「保険商品説明会」と変わりません。
  お客さまは、保険営業マンの勧める商品やサービスの説明を聞きたくはないのです。
  お客さまは、自分にとって、「聞いてよかった」「役に立った」という有益な話が聞きたいのです。それは、保険営業マンが持っているさまざまな情報なのです。
  保険営業マンはいろいろなところに行き、多くの方と話をしますので、貴重な情報を得ることが出来ます。それは役に立つ情報です。
  お客さまはこの「商品やサービスに関する周辺情報」を聞きたいのです。商品やサービスは世の中に必要だから存在します。その周辺にはお客さまが知りたいという情報が溢れているのです。
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