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第5回
マネーセミナーのタイアップ先を開拓する(1)
イーエフピー株式会社 代表取締役/関東学園大学 講師 花田 敬
  セミナー営業を継続するためには、セミナー開催方法について段階を踏んで進化させていく必要があります。
  最初は単独でマネーセミナーを行いますが、その時に、次のステップである、タイアップのマネーセミナーのことを意識して開催することが大事になります。
  そして、そのタイアップのマネーセミナーを開催して実績が積み上がると、マネーセミナー講師の依頼が来るようになります。依頼されるということは集客の必要がないということになりますので、マネーセミナー講師として継続的に活動ができるようになります。
  このようにセミナー営業をステップアップして効果的な仕組みに変化させる必要があります。単独でマネーセミナーを行う時に、タイアップのマネーセミナーのことを意識するポイントは、集客時、開催中、終了後、それぞれにあります。
「開催回数」を明記して実績をアピール
  まず、集客の時に使用するチラシの内容についてです。チラシを作成するときのポイントは、必ず「第〇回」と、セミナーの開催回数を入れることです。この回数は証拠として残ります。
  こうすることで、後からタイアップ候補が出てきたときに「もう、〇〇回開催しているのです」と実績を証明することができ、交渉が上手くいく確率が上がります。ほとんどの人や企業は実績がある人とタイアップしたいと考えています。
  私たちが行っている「顧客爆大セミナー」(爆大は造語)は、対象を士業、経営者にして開催中で、460回を超えています。
  おかげで「花田さん、460回ですか、すごいですね」とタイアップ候補から言われることが多いのです。つまり、この回数表示は商談相手にインパクトを与えているのです。だからこそ、マネーセミナーには回数を入れることを意識する必要があります。
  単独マネーセミナーでは開催10回を超えると集客が厳しくなってきますが、タイアップ先を開拓できるとその心配は少なくなります。そのためには充分な準備が必要なのです。
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