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第7回
マネーセミナーのタイアップ先を開拓する（３）
イーエフピー株式会社 代表取締役／関東学園大学　講師　花田 敬
  さあ、いよいよセミナーのタイアップ先の開拓について取り上げます。どのようにしたらタイアップしたいと思ってもらえるか、具体的に解説していきましょう。
■ タイアップ先にとって有益となる提案を！
  前回までの過程を経ることで、セミナー開催をしている証拠が揃いました。今度は、これらを使ってタイアップ先にセミナーの様子や効果などを理解していただきます。そしてタイアップセミナーを提案するのですが、ただのお願いではダメです。タイアップ先のことを考えて、有益なビジネスモデルを一緒に提案することが大事です。つまり、タイアップ先にとって売上や利益になる提案が大事ということになります。そうしないとタイアップ先との商談は進みません。
  例えば、私が税理士事務所とのタイアップセミナーで成功し続けた要因は、税理士事務所にとって関与先が増えたからなのです。よって、保険営業マンと税理士事務所が組んでセミナーを行う場合、保険営業マンは保険契約につながること、税理士事務所は関与先拡大につながることがポイントになります。これをビジネススキームとして図に書き、提案するのです。
  私たちが提案する場合は、持っているセミナーのコンテンツ（例えば、マネーセミナー、営業力アップセミナー、顧客開拓セミナー）を提案書に入れます。また、私たちが告知案内できる顧客リスト数を入れます。それは、メール配信可能数、FAX可能数、DM発送可能数などです。お互いがこれら配信先を活用することでセミナーの集客に対して相乗効果が発揮できることを提案します。
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