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保険会社の来店型店舗、拡大の兆し
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  保険の来店型ショップが急増し、その数は既に全国で約2,000店舗近くに上るものと見られ、保険販売の新たなチャネルとして定着してきた。
  特に、店舗を全国展開する大手代理店4社(「ほけんの窓口」「保険クリニック」「保険見直し本舗」「みつばち保険ファーム」)の店舗数は約700店舗近くを占めるまでになってきている(3月末現在)。来店型店舗急増の背景には、消費者の保険購入に対する意識の変化−保険商品の比較購入、自身に合った保険商品の選択、購入に当たってのアドバイス、身近なところで購入したいといったニーズの変化がある。また、既存営業職員の職域への訪問制限の強化による顧客接点機会の減少なども要因の一つに挙げられよう。
  こうした顧客意識の変化の中で生命保険会社自身もチャネル多様化の柱の一つとして、来店型ショップの拡大に積極的な取組みを開始している。
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