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保険商品・サービスの提供等の在り方に関するWG発足
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  金融審議会の「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワーキンググループ」(以下WG)の初会合が6月7日に開催された。WGは先(4月1日)に開かれた金融審議会で金融担当大臣から諮問をうけ設置されたもので、保険商品やサービスの提供及び保険会社の業務範囲、保険募集・販売等の在り方について調査・審議を行なうものだ。
  当日は、金融庁(総務企画課)からの検討項目に係わる保険業界の状況報告とオブザーバー参加の生命保険協会・損害保険協会はじめ外国損害保険協会、日本保険仲立人協会、日本損害保険代理業協会、日本少額短期保険協会の各事業団体が今後、議論・検討してもらいたい事項などを説明した。
  保険業界を取巻く環境は少子化・高齢化の急速な進行や消費者の保険に対するニーズの変化、さらに保険販売チャネルの多様化など大きく変化しつつある。こうした変化に対し、これまでの制度・規制の見直しや新たな事業展開が今後の保険事業の健全な発展にとって喫緊の課題となっている。そうした意味においても今回スタートしたWGでの審議は、今後の保険業界の方向を示すものとして注目されるところだ。
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