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オリックス生命、保険比較サイトを開設
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  オリックス生命が同社のホームページの1つ、「「ダイレクト公式サイト」内で保険比較サイトを開設するとともに、新聞を通じて保険商品の比較広告の提供を開始した。保険会社による商品比較情報の提供は同社が初めてのことであり、業界内で注目を集めている。
  保険商品の比較に関する情報の提供は消費者からの要望も強く、これまでも比較情報を巡る論議が金融審議会の検討チーム(「保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チーム」=平成18年6月に最終報告)等で行なわれてきた経緯がある。現在、保険の比較情報・広告については一定の基準を満たせば認められているが、各社で商品の仕組みが異なるため単純な比較が難しく、またともすれば誤解が生じやすいことから保険会社としては比較情報・広告提供に対してはこれまで消極的だった。
  今回、オリックス生命が比較提供したのは同社商品とネット型生保会社2社(A社、B社)の商品で、具体的には同社のネット専用の定期保険「ブリッジ」(無配当 無解約払戻金型)とA社の定期死亡保険(無配当・無解約返戻金型)、B社の定期保険、また、同じく同社の医療保険「CURE」とA社の終身医療保険を比較している。
  比較の内容は、定期保険では契約年齢範囲、保険金額、保険期間、年満了(自動更新)、保険料など、医療保険では保障内容(入院給付金日額や1入院あたりの支払限度日数、通算支払限度日数、手術給付金、先進医療給付金など)と年齢別の保険料が示されている。
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