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新たな展開目指す、新規参入の生保各社
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  生命保険の新規参入会社がその戦略を明確化してきた。ネクスティア生命、アイリオ生命の2社は相次いで社名変更を発表。ネクスティア生命は、5月14日から社名を「アクサダイレクト生命」に、アイリオ生命は4月1日から「楽天生命」となる。ともに、親会社の社名を冠し、親会社の経営資源を背景にネットによる保険販売の強化を目指す方針だ。
  ネクスティア生命は、2006年にインターネット専業の生命保険会社(SBIアクサ生命)としてアクサジャパンホールディング、SBIホールディングス、ソフトバンクの3社の出資で設立。その後、2010年にSBIがアクサジャパンホールディングに株式譲渡し、社名をネクスティア生命としていた。5月からは「アクサダイレクト生命」として、アクサグループ内でネット専用生保会社のブランド強化を図っていく。ちなみに同社の平成24年度第3四半期の保険料等収入は約14億円、前年同期比36.7%増と順調な伸びを示し、保有契約件数も約4万8,000件となっている。
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