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みずほ銀行、タブレット端末で生命保険設計書を作成
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  生命保険業界では各社で営業職員向けのタブレット端末の導入が相次ぎ、すでに全国の営業職員によって保険の提案・設計などコンサルティングの充実や事務処理の迅速化に役立てられているが、みずほ銀行が11月からタブレット端末による生命保険の設計書作成と保険料を試算するサービスを開始した。
  このサービスは同行の営業担当者が顧客向けの提案ツールとして利用しているタブレット端末にNTTデータが提供するスマートデバイス接続サービスを活用し、生命保険会社のシステムに接続することによって、店舗以外の場所でも即座に顧客ニーズに応じた設計書の作成と保険料試算を可能としたものだ。
  この端末は生保の営業職員用端末に比べると、機能的には設計書作成と保険料試算に限定されているが、銀行による保険提案にオンライン接続したタブレット端末を活用するのは邦銀としては初めてのケースとなる。当面は、明治安田生命とアフラックの保険商品が対象だが、同行では取り扱う生保会社を順次拡大していく予定としており、保険販売の強化・拡大を目指す他行の動きも注目されるところだ。
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