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あいおいニッセイ同和損保の
ペット保険販売と再委託制度の活用
保険ジャーナリスト / 「inswatch」編集人 石井 秀樹
  さる7月22日、あいおいニッセイ同和損保が10月1日から同社代理店を通じてペット保険の販売を開始すると発表した。販売商品は子会社のau損保が取り扱っている「ペット医療費用保険」で「保険募集の再委託」制度を活用、同社代理店を通じて販売する。
  ペット保険は現在、損害保険会社4社(アニコム損保、アクサ損保、アイペット損保、au損保)が販売しているほか、少額短期保険では8社(日本アニマル倶楽部、ペット&ファミリー少額短期、ペットメディカルサポート少額短期、ぺッツベスト少額短期保険、FPC少額短期、日本ペット少額短期、もっとぎゅっと少額短期、あんしんペット少額短期保険)が販売しているが、大手損保がペット保険販売に乗り出したことに加え、その販売について保険募集の再委託制度を活用したことは注目される動きといえる。
  ペット保険は、ペットが病気や怪我で通院、入院、手術した際にかかった場合の費用を補償するのが一般的であるが、ぺットが他人に噛み付く等に対する賠償や葬祭費用が補償されるものなど様々なタイプが用意されている。対象は犬、猫が中心だが、少額短期保険ではウサギやフェレットなどの小動物、鳥類、爬虫類を対象に含めている会社もある。犬、猫では犬種別、年齢別の保険料体系を採る商品、小型、中型、大型犬に分けた保険料設定した商品、また、支払いについても実費に対して支払い割合を設定した商品など各社で様々な特長を有している。
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