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日本生命とＮＴＴドコモの提携と保険チャネル変貌
保険ジャーナリスト ／ 「inswatch」編集人　石井 秀樹
■  ドコモショップの全国的販売網を生かした保険販売へ
  日本生命とＮＴＴドコモ(以下ドコモ社)が両社の事業提携について合意したことを正式発表した。それによるとドコモ社は2016年度第２四半期から生命保険の乗合募集代理業務を開始、ドコモショップで保険の販売を開始する。一方、日本生命はドコモショップのスタッフの育成、業務運営体制整備など募集代理業務（代理店）の立ち上げについて支援するほか保険商品の提供を行う。また、保険商品・保険関連サービスの共同開発に関する可能性も協議していくとしている。ドコモ社は当面ドコモショップ数十店舗で保険の取り扱いを開始し順次拡大する予定だが、全国に約2,400店あるドコモショップにおいて保険取扱い店舗が拡大することは既存の保険ショップに与える影響は大きい。また、今回の提携では日本生命が直接乗合型ショップを運営するわけではないがドコモショップの店舗網は同社にとって大きな魅力で、先に提携したニトリ店舗と併せ一挙に販売網を拡大することにもなる。
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