Home > 業界・商品・コンサル等 > 保険商品の読み方

引受基準緩和型医療保険
ファイナンシャル・プランナー/株式会社らくらくライフ 代表取締役 中島 牧子
  引受基準緩和型医療保険は、持病・既往症をかかえていたり、過去に入院・手術をされていたり、あるいは現在病気で通院中の方であっても申し込みやすい医療保険です。
  告知の項目数が3項目〜5項目程度と簡素化されていることから、「限定告知型医療保険」と呼ばれることもあります。
  告知で該当項目が無ければ(通常は「はい」か「いいえ」だけを確認する形態となります)加入することができ、加入前からの持病(既往症)が悪化・再発した場合も保障の対象となります。
  注意点としては、契約当初は給付金が削減される(通常加入後1年間は50%削減)ことと通常の医療保険より保険料が割高になっていることが挙げられます。保険会社ごとに告知項目や契約可能年齢、付加可能な特約等が異なりますので、各社の商品を比較してみましょう。
【引受基準緩和型保険の各社告知項目】
--------------------------------------------------------------------------------------------
○アクサ生命「OKメディカル」
(1) 過去2年以内に、病気やけがで、入院をしたことまたは手術をうけたことがありますか?
検査入院を含みます。ただし、検査の結果、治療の必要がなかった場合、または、正常分娩による入院は除きます。
(2) 過去5年以内に、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含む)および上皮内新生物(上皮内ガン)で、入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか?
(3) 現在、ガン・悪性新生物(肉腫・白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫を含む)および上皮内新生物(上皮内ガン)、慢性肝炎、肝硬変で、医師の診察、検査(検査待ち期間を含む)・治療・投薬をうけていますか?
※ これらの病気の疑いがあると医師に指摘されている場合も含みます。
(4) 最近3ヵ月以内に、医師の診察または検査により入院または手術をすすめられたことがありますか?
※ これ以降は会員専用ページです