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逆ハーフタックスプラン
ファイナンシャル・プランナー/株式会社らくらくライフ 代表取締役 中島 牧子
■全額損金算入できるのが魅力だったが…
  養老保険のハーフタックスプランとは、企業が従業員の福利厚生目的で加入するもので、契約者を法人、被保険者は全従業員、満期保険金受取人を法人、死亡保険金の受取人を被保険者の遺族とすることで、支払保険料の1/2を福利厚生費として損金算入、残りの半分を資産計上する経理処理が認められています(法人税基本通達9−3−4)。
  ハーフタックスプランの死亡保険金受取人と満期保険金受取人を逆にしたものが、いわゆる「逆ハーフタックスプラン」といわれるものです。
  このプランでは、死亡保険金の受取人を法人とすることにより、保険料の1/2を支払保険料として取り扱い、満期保険金の受取人を被保険者として、残り1/2を被保険者への給与として扱うことで、結果的に支払保険料の全額を損金算入しようとするものです。
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