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特定疾病保障保険
ファイナンシャル・プランナー/株式会社らくらくライフ 代表取締役 中島 牧子
生活習慣病の増加に伴い開発
  日本人の死因のワースト3といえば、「がん」「心疾患」「脳卒中」の三大疾病。高齢者の肺炎による死亡数の増加に伴い、平成23年は肺炎が死因の3位に浮上、わずかの差で脳卒中が4位に転落したものの(「平成23年 人口動態統計(確定数)の概況」より)、三大疾病のリスクが高いことに変わりはありません。
  これらの三大疾病に備えるために開発された「特定疾病保障保険」(三大疾病保険など保険会社によって名前が違います)は、治療費にも充当できるよう、三大疾病になったら生前に保険金が給付されるという特徴を持った保険商品です。単体として販売されている商品のほか、特約として他の保障に組み合わせる場合もあります。
  三大疾病で「所定の状態」に該当した場合、あるいは三大疾病以外の病気や災害で死亡・高度障害状態になった場合にも、特定疾病保険金と同額の保険金が支払われます。
  重複して保険金が支払われることはなく、いずれかの理由で保険金が支払われると、契約は消滅します。
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